アレルギー疾患
インペアードパフォーマンスとは?
2010年頃から、H1受容体拮抗薬内服(かゆみ止め)とインペアードパフォーマンスの関係が注目されています。
インペアードパフォーマンスとは、眠気(ねむけ)はないけれど、 H1 受容体拮抗薬(かゆみ止め)が脳内に移行して、自覚症状を伴わない(自分では気づかない)集中カ・判断カ・作業能率の低下をきたす状態です。
フェキソフェナジン塩酸塩、ビラスチンなどの非鎮静性の薬剤ではインペアードパフォーマンスがみられないことが多いですが、鎮静性の薬剤を処方する際には集中カ・判断カ・作業能率の低下などが起きる可能性を十分考慮しなければなりません。