お知らせ

内服薬・外用薬・注射薬について 漢方診療(保険適応) 自費診療

内服薬・外用薬・注射薬について

ぬり薬、飲み薬の注意点

ぬり薬(外用薬)

1日2回をめどにぬります。
症状のひどいときは1日3回ぬって下さい。
効果は、一般に3、4日で出ます
また、どんな塗り薬でも相性が良くないとかぶれます。
100人中3、4人の方が、塗り薬でかぶれます
薬を塗ってかえって、かゆみが増したり、ヒリヒリしたり、赤くなったり、ただれたりしたら、塗り薬を中止して、早めにご来院ください
また、塗り薬が弱くて効果が出ない場合も早めにご来院ください。
診察後、ぬり薬を変更して調整いたします。

飲み薬(内服薬)

どんな薬にも副作用がありますが、
かゆみ止め、アレルギーをコントロールする飲み薬は、眠くなる可能性があります
10名中1~3名位の方が眠くなります。ねむけの程度は人により様々です。
まったく眠くない人もいれば、
ふらついたり、眠くて体がだるくなり日常生活に支障をきたす人もいます。
ねむけなどが強い場合は、飲み薬を中止するか、夜だけ、かゆい時だけ飲んで下さい。
ねむけが強い場合は、車の運転などは避けて下さい。
その他の薬でも、
飲み薬で、おなかの調子が悪くなったり(腹痛、下痢、吐き気など)、
体の調子が悪くなった場合(頭痛、めまい、動悸など)は中止して下さい
飲み薬の効果がない場合も、早めにご来院ください。ねむけの少ない薬もあります。
次回の診察で、飲み薬を変更して調整いたします。

※患者さんへのお願い

  1. 受付で処方箋を受けとった時、お薬の内容の確認をおねがいいたします。
  2. 不明の点がありましたら、受付事務員にお申し出下さい。
  3. 薬局で受けとったお薬で不明の点は、薬局の担当者にお申し出下さい。
  4. 初診の方は、薬の効果を確認するため1週間以内に必ずご来院ください。
    1週間で十分効いて終了できる場合、減量が必要な場合があります。
    1週間で十分効いて終了、中止してよいのに塗り続けて、副作用が出る場合があります。
    1週間で効果がなく、他の薬に変更が必要な場合があります。
    必ず1週間以内にご来院下さい。
  5. 再診の方も定期的にご来院ください。

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ステロイド外用薬について

ステロイド軟膏(副腎皮質ステロイドホルモン外用剤)の上手な塗り方
(アトピー性皮膚炎の患者さんへ【2】)

ステロイド軟膏は対症療法として湿疹に有効です。かぶれなどの皮膚炎では、強いステロイド軟膏を使用すれば、1週間以内にかぶれは治り、軟膏治療を終了できるので問題はありません。しかし、長期にステロイド軟膏を使用した場合には、効果以外に副作用の問題(とくに、顔と首)がでてきます。出来るだけ塗らずにすむ方がよいのですが、一時的に塗ってコントロールした方がよい時もあります。

皮膚炎(=湿疹)は火事と同じです。火事の初期の炎は消火器で消せますが、火元を放置すると燃え移り大火事になります。アトピー性皮膚炎も湿疹の初期にステロイド軟膏を塗れば、強さ(5段階)・期間・量・範囲とも少なくてすみます。放置していると炎症がひどくなり広がるだけでなく、離れた部位の湿疹も悪化することがあります。ステロイド軟膏の副作用が怖いからとステロイド軟膏をビビリながら使っていると、炎症がおさまらず漫然とダラダラ塗ることになります。炎症が軽く範囲も狭いうちに強めのステロイド軟膏をしっかり塗って短期間で炎症をおさえる方がよいのです(消炎)。その後ステロイド軟膏を減量・中止していけば、結局ステロイド軟膏の総量は少なくなり副作用の心配もなくなります。ただし、すでに使用しているステロイド軟膏を急に中止すると、アトピー性皮膚炎本来の症状の爆発的悪化(リバウンド)があるので危険です。徐々に減量することは可能です。

ステロイド軟膏の副作用は、皮膚萎縮、酒さ様皮膚炎、ニキビ、易感染性、毛細血管拡張、接触皮膚炎(かぶれ)など皮膚局所のもので、普通は心配いりません。ただし顔面には副作用が出やすいので注意が必要です。また、全身性の副作用は通常量では起こりません。強めのステロイド軟膏(リンデロンV)を毎日20g以上使っていると問題になります。

以下のような塗り方をすれば副作用は大幅に減少できます。
通常は1日1回入浴後塗り、症状が強い期間は朝夕2回しっかりと塗ります。湿疹が軽快すれば1週間のうち3日間ステロイド軟膏を塗るだけでも十分です。ステロイド軟膏はひどい所(ブツブツ、ジクジクしてかゆい所)だけにポイント塗りをします。赤いだけ、茶色いだけ(色素沈着)、カサカサだけの所には保湿剤(ワセリン、アズノール、ヒルドイド、ザーネ、尿素軟膏、セラミドなど)を塗って湿疹の予防をします(スキンケア)。

無理にかゆいのを我慢すると、かえって掻きむしって症状を悪化させます。ステロイド軟膏を塗る目安は、掻きむしらない、眠れるまでを目標にしましょう。「そんなにかゆくない」という軽い状態でコントロールできたら、弱いステロイド軟膏に切り替えます。さらに調子が良ければ保湿剤に切り替えることが可能です。

ステロイド軟膏の位置付けをすれば急場をしのぐということです。原因不明の慢性の病気であるアトピー性皮膚炎はステロイド軟膏でも完治できません。しかし湿疹増悪期を一時的にしのぐことはできます。消火できる必要十分なステロイド軟膏の量・期間を学習し、大火事にしないように、自分でお手入れをしましょう。治すのはあなたです。疲労、ストレス、夜ふかし、肉食、お菓子もアトピー性皮膚炎の大敵です。各自が湿疹悪化の原因に気づき、生活習慣病として症状をコントロールして、仕事や学校を続けられる普通の生活ができることを目標にしましょう。

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注射薬について

デュピクセント注射治療について
(アトピー性皮膚炎の患者さんへ【3】)

2018年以降、アトピー性皮膚炎の病態は三位一体論(皮膚バリア機能障害、かゆみ、アレルギー)で解明されようとしています。
乾燥肌のスキンケア(経皮感作の予防)、ステロイド軟膏のプロアクティブ療法(>リアクティッブ療法)が有効です。
ステロイド軟膏、抗ヒスタミン薬内服が無効な方には、コレクチム軟膏、デュピクセント注射等を用いたType 2炎症の抑制が有効です。

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強酸性水治療について

強酸性水(PH2.7以下、酸化還元電位1000mv以上の水)

(1)殺菌作用:一般細菌、MRSA、真菌(カビ)、ウイルスなど広範囲の微生物の殺菌に効果があります。細菌に接触すれは数秒で酸化殺菌します。
(2)消毒:手指、皮膚、床・テーブル・べット等の消毒液として使用できます。
(3)安全性:強酸性水は、塩素独特の臭いがします。しかし皮膚・粘膜などの有機物に触れると速やかにただの水にもどるので、刺激性はなく極めて安全です。かぶれることはほとんどありません。うがいにも使用できます。
(4)酸化に注意:酸化作用があるので金属容器、指輪などは避けて下さい。

使用方法

(1)一日2~4度消毒して下さい。殺菌作用の低下を防ぐために、皮膚の汚れ(クスリ、血液等)を洗い落してから使用して下さい。
(2)消毒する部位に強酸性水を噴霧器でたっぷり噴霧します
(3)コップに小分けした強酸性水をガーゼに浸し、しぼらないでドボドボのままで『軽く押し当てて荒れた皮膚にしみこむようにしみこむように』と洗います
(4)濡れた状態を10~30秒位保った後、ガーゼをしぼって拭き取って下さい。
(5)強酸性水は持続性がないので回数がポイントです。ガーゼに触れると超酸性水は徐々に効力を失うので速やかに使用して下さい。
(6)皮膚潰瘍の場合、洗面器に入れた強酸性水に患部を5~10分浸します。

保存方法

(1)遮光:日光に当てないようにして下さい
(2)密封:栓をしっかり閉めて容器の外の空気にふれないようにして下さい。
(3)冷暗:暗くて涼しい所で保存して下さい。専用の写真現像用の容器(400円)は、ほぼ遮光できます。ペットボトルの場合は、新聞紙、黒いビニール等で覆うことをおすすめします。

保存状態と使用期限

(1)遮光なし、密封なし状態:2~3時間以内に使って下さい。
(2)一般的な遮光、密封状態:2週間程度、使用可能です。ただの水に戻ります。
(3)完全な遮光、密封状態:4週間程度、使用可能です。

強酸性水を加温(30~40℃)する場合

直接火にかけて、温めることは避けて下さい!
必要量だけ、フタ付の容器に移して、フタを閉じ温水につけて温めて下さい。
加熱・冷却を繰り返すと、効力が低下します。必要量だけを加温して下さい。
※強酸性水についての疑問点がありましたら、看護者までお申し出ください。

 

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漢方診療(保険適応)

漢方診療の基本は証の決定

漢方医学について(証の決定)

漢方医学は、西洋医学とは全く別の医学体系(診察、診断、治療)を持っています。とくに、現代の西洋医学では十分な満足が得られないとき、西洋医学的治療法はあるが副作用が問題なときに、漢方医学は役立ってくれます。
にきび、乳児湿疹、アトピー性皮膚炎だけでなく、風邪、のぼせ、冷え性、虚弱体質、慢性便秘、鼻炎、生理不順、めまい、膀胱炎などで有効です。
劇的に効く時もあれば、ゆっくり体質が改善され効いてくることもあります。

また、漢方医学は実践の医学です。多くの理論体系がありますが、漢方医学的な病態である「証」を把握しなければ、臨床に役立ちません。
「証」を決めるためには、漢方医学独自の診察(望診、聞診、問診、切診)を正確に行うことが大切です。その中でも、問診、舌診、脈診、腹診が重要です。
中国漢方と違い日本漢方(古方派)は、腹診を重視します。
腹診から、陰陽・虚実の証空間だけでなく、お血(瘀血)など気血水の異常を掴むことが出来ます。当医院の医師は、京都高尾病院、神戸尼崎病院東洋医学科・東洋医学研究所、九州飯塚病院東洋医学センター等で腹診、舌診等を勉強しました。現在、古方派(傷寒論・金匱要略)を基本として、皮膚疾患では欠かせない五臓(五行説)にも配慮しています。

「証」は、人間を構成している気血水、陰陽・虚実、五臓などから決定されます
例えば、気が衰えて「気虚」になれば、疲れやすく、風邪をひきやすく、冷え性になります。人参湯などで胃腸の機能を高め、体を温めてあげれば、体力もついてきます。胃腸が丈夫になれば、肺、皮膚も丈夫になります。
(注意:気虚の方剤(薬)に10種類以上あります)
また、血液のとどこおり「お血」(瘀血)あるとニキビが出来やすくなります。
桂枝茯苓丸などで「お血」を解消してあげると、血液の循環が良くなり、ニキビが改善されます。同時に便秘や生理痛も改善します。
(注意:お血を治す方剤も10種類以上)
また、体の一部(ときに全身)に水がとどこおり「水滞」があると、めまいや浮腫や膀胱炎やジクジクした湿疹が出来やすくなります。猪苓湯という利水剤(清熱作用もある)で、膀胱炎だけでなく湿疹がよくなることがあります。
(注意:水滞を治す方剤も20種類以上あります)
仕事のストレスで疲れきっているのに眠れない方に、柴胡桂枝乾姜湯などの柴胡剤などをあげると眠れることがあります。
(注意:柴胡剤も10種類以上あります)
さらに、五臓の一つの「肝」の失調で、イライラして怒りっぽくなっている方に、加味逍遥散をあげると、精神が安定するだけでなく、生理痛が軽くなったり、顔面の紅斑が改善します。 (肝の失調を治す方剤も数種類あります)

漢方薬は、数種類の生薬が配合されて一つの方剤(薬)になっています。当医院で使用している方剤は100種類以上です。その中から患者さんに一番適切な薬を選択するためには、お話(問診)だけでなく漢方医学的に診察(腹診等)をして「証」を決める必要があります。漢方医学の診察により、漢方医学的な患者さんの病態「証」が決まれば、自ずと方剤(薬)も決まり、症状が改善されてくる原理です

以上のように、
西洋医学的には膀胱炎などに効果がある漢方薬(利水剤)が皮膚疾患に効いてくれることもあります。
胃腸を整える薬(脾虚を補う方剤)で、皮膚がきれいになってくることがあります。
逆に、皮膚疾患に効く漢方薬で、長年の頭痛が治るといった思わぬ効果が出て患者さんに喜ばれることも少なくありません。
つまり、漢方医学は、西洋医学体系とはまったく別の治療体系をもっているのです。

もちろん、漢方医学といっても万能ではありません
また、薬である以上、副作用も少ないながらあります。

当医院では、漢方医学と西洋医学のそれぞれ良い点をとって、少しでもよい治療を患者さんと一緒に探していきます

はじめて漢方診療を希望する方に

  1. 受付に申し出て下さい。
  2. 一般の問診表以外に漢方健康調査票に記入頂きます。
  3. 診察は一般診察と同様に看護師が同席します。
  4. 通常まず舌を見ます。(舌診
  5. 次に手の脈を診ます。(脈診
  6. お腹の診察をします。(腹診
  7. 以上の問診、舌診、脈診、腹診から、 漢方医学的な診断()が決まります。

その証にしたがって、漢方薬(方剤)が決まります。

飲み方

  1. いつ飲んでも構いませんが、出来れば、食前30分前が最も効果的です。 食前が無理なら、食間でも食後でもどこかで1日3回(2回)飲んで下さい。
  2. 漢方薬は、本来、熱湯で生薬(しょうやく)を数十分間煎じて飲む薬です。 エキス剤の場合は、 出来れば、インスタントコーヒーの要領で、湯飲みに漢方薬(エキス剤)を入れ、ポットでお湯を100cc程注ぎます。 かき混ぜて溶かし、飲める程度の温度まで少し冷まして飲んで下さい。 吐き気がある時は、冷たくした方がよいです。
  3. 詳しくは、診察時にお話します。

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自費診療

男性型脱毛症(AGA)

  • 2005年12月より蒲郡市で最初に本格的にプロペシア錠治療を開始。
  • 40歳台までの方の半数に発毛効果があります。

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医療法人さくら皮フ科

診療科
皮膚科、アレルギー科
診察時間
午前 8:45~12:00 午後 15:15~18:30 
受付は15分前より開始します。
土曜日は13:00まで。
休診日
木曜日・土曜日午後・日曜日・祝日

〒443-0104  愛知県蒲郡市形原町北新田61-1  交通案内