低温やけど

低温やけどは、湯たんぽ、カイロ等が皮膚の同じ部位に長時間触れて起こります。
コタツ、電気アンカ、ホットカーペット、電気毛布でも起こります。
普通の熱いお湯によるやけどよりも重症な場合が多いです。
初めは痛みも小さく、一見軽症に見えますが、時間が経過するにしたがって、徐々に、水ぶくれが出来て、皮膚潰瘍になる事のある重症のやけどです。
湯たんぽなど、44℃の低温でも、長時間(3、4時間)密着していると、皮膚の深部まで熱が伝わるため、重症になります。痛みが小さいのは良いサインではなく、やけどが深く、痛みを感じる神経まで傷ついた悪いサインです。

低温やけどの治療

通常の軽いやけどは1~2週間程で治りますが、低温やけどは治療期間が長く、2~4カ月以上になることもあります。深い皮膚潰瘍になったり、途中で化膿すると周囲が赤く腫れあがります。大きな病院での治療、入院、手術が必要な場合もあります。

湯たんぽによる低温やけどの予防

  1. 長時間、皮膚の同じ部位に湯たんぽ等を当てない。
  2. 眠る前に湯たんぽを入れて布団を温めておき、眠る時には湯たんぽを布団の外に出すなどの工夫をする。
  3. 湯たんぽにやけど防止のカバーをしっかり付ける。
  4. ペットボトルを湯たんぽ代わりに使わない。
  5. カバーなしでも安心な、ウェットスーツ素材の湯たんぽなどの優れものもあります。

「皮膚疾患一覧」に戻る

医療法人さくら皮フ科

診療時間 日・祝
午前
8:40~12:00
午後
15:10~18:30
受付は10分前より開始します。
土曜日は13:00まで。
休診日:木曜日・土曜日午後・日曜日・祝日

〒443-0104  愛知県蒲郡市形原町北新田61-1  交通案内

アクセス
『蒲郡 駅』より車で10分
『ポートタウンミュー』(西尾 市)より車で10分
『三ヶ根 駅』(幸田)より車で8分
『藤田医科大学 岡崎医療センター』(岡崎市)より車で27分
駐車場
50台(隣接の薬局と共用)