アレルギー疾患

アトピー性皮膚炎 -④最新治療:デュピクセントなど
(新しい外用薬、内服薬、注射薬による治療)

2018年発売されたデュピクセントは、アトピー性皮膚炎の皮膚の内部に起きている炎症反応を抑える新しいしいタイプのお薬です。
「IL-4」と「IL-13」という物質(※サイトカイン)の働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応(Th 2細胞による炎症)を抑える画期的なお薬です。
かゆみ、乾燥肌、皮膚炎(紅斑丘疹)の3症状がそれぞれ単独に、そして3症状が関連して劇的に症状が改善されます。例えば4か月間で皮膚炎の90%が改善される方が4割を占めると報告されています。ほとんどの方は、最初の1か月間以内に、かゆみ、乾燥、皮膚炎が50%以下に低下したと実感されています。
デュピクセント®は投与開始日のみ、2本を皮下注射します。その後は2週間に1回1本を皮下注射します。2020年12月ペン型が発売され自己注射の利便性が向上しました。高額療養費制度で自己負担の上限が決まっています。
今までの抗ヒスタミン薬内服、ステロイド等外用薬によるプロアクティブ療法だけでは、どうしても改善できなかった方には朗報です。
(※サイトカイン=体内の細胞同士の情報伝達を行うタンパク質)

 

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医療法人さくら皮フ科

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